口元・横顔の変化、Eライン、顔貌の変化について

口元・横顔の変化、Eライン、顔貌の変化について

出歯などの歯並びを治療すれば口元・横顔も当然変化します。

歯並びを治療したことによって口元・横顔もより一層理想的なものに近づけば、それは嬉しいですよね。

そこでEライン（エステティックライン）をみます。

これはその人の横顔の鼻の先端と顎の先端を結んだラインです。

このラインに対して日本人の場合、上唇はラインの中側以内、下唇は1～2mmラインを出ているぐらいが理想的と考えられています。

治療した後の口元・横顔のことも考えて矯正治療のプランを考えることができるのが矯正専門医の良いところでもあります。

横顔のレントゲン写真やCTを用いて、どう改善できるか検討したうえで矯正治療を行います。

また、顔貌の変化についてですが、歯並びが整うことによってかみ合わせがよくなり、咬み癖がなくなり、それによって頬のふくらみ方が左右で違う人は左右の差が少なくなるということがみられます。

鼻より上の頬の部分が変化することはほぼありません。

矯正治療で変化がみられるのはお口まわりと考えてください。